疲れてるときこそ体を動かそう

アクティブレストのすすめ

アクティブレスト

アクティブレスト?日本語では働きながら休む?

この矛盾した言葉がようやく認知されつつあります。私は長年、選手の治療に際し、基本的な治療コンセプトとして選手やご両親の問いに対して練習はなるべく休むな!!と言い続けています。

このアクティブレストは本来、けが人に対して使う言葉ではありません。選手がコンディションを維持していく上に於いて、疲労が溜まっているから完全休養で何もしないより、軽めの運動で筋肉内の疲労物質を分解、放出することを意味します。

メンタル的(精神的)に於いても他の種目を楽しみながら行うことがリラクゼーションにも繋がり、パフォーマンスがアップするということです。

ケガに於いても故障中、程度に合わせ、モチベーション(動機づけ)を維持していく上にも出来る範囲での運動は必須なことと思います。
そこから有効なリハビリテーションに繋げていき、早期復帰を目指すことが大事です。
もちろんその他の要素(アイシング、テーピング、栄養、睡眠)も怠ってはいけません。

常に考え、行動し続けることがアスリートに与えられた宿命なのです。